ピグマリオンメソッド

お子さまの一生を豊かにする
思考力を育てます。

ピグマリオンメソッドは、従来の大人が「教える」教育ではなく、子どもたちが自ら「学ぶ」教育を40年以上前より実践し、これまで数々の実績を上げてきた幼児教育法です。そのメソッドは、人類の知識獲得の歴史に沿って、指先・空間・図形・思考力・数論理・言語の6つの能力を育てていきます。

幼児期に育てる6つの能力

社会性・人間性の成長
1 指先能力
手は「第二の脳」と言われるように幼児期において知能だけでなく心や性格にも重要な、最も基本的な能力です。手首から先に手としての機能が備わることで、人類は知能を獲得し、道具を生み出し、創造性を手にしてきました。指先は子どもにとって外界との接点となり、子どもの世界を広げます。また、手先を思い通りに動かすことができることで、子どもの肉体的な自立が始まります。これが精神的な自立や知的な自立の根本となります。
2 空間能力
3次元空間を頭の中にイメージしたり、思考力の枠組みを決めたりする、人間が創った後天的な能力です。人によって物の見え方は様々です。空間能力は位置や構成、全体と部分、先見性、奥行きや重なり等を捉える力です。空間能力と図形能力を合わせた幾何学能力は子どものみる力や認識能力に直結します。物事の関係性を捉える力は、高い知性と社会性や人間性の成長にも結び付きます。
3 図形能力
図形形態認識能力は、90%以上脳が創り上げられる幼児期に土台を創り上げることが必要な能力です。図形能力は人類がこの世を捉えるために創造した力です。最も基本的な図形の一つである直角三角形は自然界の様々な法則を理解する前提になります。
4 思考・判断能力
空間や図形、数論理を化合した現実の課題を解決するための能力です。この力が育たなければ、知っていることにしか対応できず、知識をどれだけ覚えているかが能力の上限になります。考える力とは答えのない問題に対して、答えを考え続けることができる創造的な能力です。
5 数理論能力
数論理能力は知能の中で最も大切な能力の一つで、暗記することでは育つことのない能力です。抽象化する力や論理的思考力と言った創造的な能力ですが、これは数のみで独立しているのではなく、他の様々な能力を前提として育ちます。計算や数唱から入ることで数論理能力が潰すことのないようにしなければなりません。
6 言語能力
見たり、感じたりしたことを言語的に表現することがコミュニケーション能力です。コミュニケーションとはものとの対話、他者との対話、自分との対話があります。あらゆる認識は言語として理解・表現されます。言語能力は思考・判断能力とも結びつき、社会性・人間性を高めるものです。