園や習い事に通うようになりある程度大きくなってくると、家の外でのお子さまの様子を見かける機会が増えてきます。
他のお子さまの様子を見ているときに、ふと「うちの子は大丈夫かしら??」と考えることがあります。
親なら一度は感じることがある不安で、私たちの所にもよく相談が届きます。
でも、その不安は全く心配いりません。
できない所があるから何をすればよいかのヒントが得られるんです。
お子さまが小さいときに取り組んでいることはいずれできるようになっていくことばかりです。
親としてできることは成長を急かさないことです。
子どもには伸びしろしかありません。
成長することや時には立ち止まることはあっても退化していくことはありません。
今はまだできないだけで、幼児の頃に周囲の子ができていることはいずれ必ずできるようになっていきます。
もしも親が子のできない所を気にする気持ちが強すぎると子どもの劣等感にも繋がります。
できない所ばかり見るのではなく同じ位、あるいはそれ以上にできる所も見つけてあげてください。
よく「〇才までにやっておくべき事」「貴方のお子さまはできていますか?」等、不安を煽るような表現を見かけますが、
『この時期になるとこういうことができるようになってくる子がいます』
『こういったことをやり始める頃合いです』
等のように読み替えると良いでしょう。
教育や子育てを前向きに進めて行くコツです。