今回は、2歳半からピグマリオン学院WEBスクールに取り組み、現在小学1年生のKくんのお母さま、T様にお話を伺いました。幼児期から約4年間にわたる取り組みの中で感じたお子さまの成長や変化、そして保護者としての気づきについて率直にお話しいただきました。
お話の中では、順調だったことだけでなく、苦戦したことや悩んだことも含めてお聞きしています。

Kくんがピグマリオンを始めたのは2歳6か月の頃でした。もともとT様は、幼いうちから英語や算数に親しんでほしいという思いを持っており、幼児教育についてブログやSNSで情報収集をしていました。
当時は幼児教室にも通い、自宅ではプリント学習にも取り組んでいました。しかし、数を書いたり線を引いたりする学習を見ていて、少し気になることがあったそうです。
取り組んではいるんですけど、あまり頭を動かしている感じがしなかったんですよね。
もちろん基礎的な学習も大切ですが、せっかく時間をかけるなら、考える力そのものを育てる学びをさせたいと考えていました。そんな時に出会ったのがピグマリオンでした。
最初に手に取ったのは『2才児のさんすう』の書籍でした。本の内容を読み進める中で印象に残ったのは、「今はこれをする」「次はこれをする」という発達段階に沿った具体的な取り組み方が示されていたことです。
読んでいてすごく納得感がありました。
そして何より、「算数のセンスとか量感が身につくんじゃないかな」と感じたことが大きかったそうです。
また、当時は小学校受験も視野に入れていました。図形や数量、思考力を扱う内容が多く、受験のためだけではなく、その先につながる土台づくりになるのではないかと感じたといいます。
能力が高いなと思うお子さんのご家庭は、ピグマリオンをやっていることが多かったですね。
ピグマリオンには教室や家庭学習など様々な学び方があります。T様は教室も検討しましたが、最終的にWEBスクールを選びました。その理由は、毎日一定のペースで取り組みたかったからです。
以前通っていた幼児教室では、教室の日は集中して取り組むものの、自宅学習のときになると、どうしても教室の取り組みとは温度差が生まれることを感じていました。
教室の日はすごく頑張るんですけど、それ以外の日は少し熱量が下がる感じがありました。
その点、WEBスクールは家庭学習が中心です。毎日少しずつでも継続することで、学習が生活の一部になっていったと振り返ります。
4年間の取り組みの中で、お母さまが最も大きな変化として感じているのが、Kくんが考えることを楽しむようになったことです。
5歳、6歳くらいになると『考える問題が好き』と言うようになりました。
もちろん最初からそうだったわけではありません。能力育成問題に取り組み始めた頃は、難しく感じる問題もたくさんありました。月初めには、「しんどそうにしているな」と感じることもあったそうです。
それでも毎日取り組み続けるうちに、少しずつ考え方が身についていきました。月の後半になると、自分なりに解き方を見つけられるようになることも多かったといいます。
どう考えればいいのかが自分で分かるようになっていくんですよね。
答えを覚えるのではなく、考える過程そのものを楽しめるようになったことが大きな成長だったそうです。
Kくんは小学校受験にも挑戦しました。その中で特に実感したのが、ピグマリオンで扱っていた図形や数量の分野でした。
ピグマリオンで扱う部分については、受験対策らしい対策をほとんどしませんでした。
それでも十分に対応できたといいます。もちろん受験用のテクニックを学んだわけではありません。しかし日々の取り組みを通じて、次の力が自然と身についていたそうです。
日々のピグマリオンだけで戦えるレベルになっていたのは驚きました。
これは受験のためだけではなく、その後の学習にもつながる大きな土台になっていると感じています。

学習が順調に進むばかりではありませんでした。例えば3桁の引き算では苦戦した時期もあったそうです。そんな時に活躍したのがドット棒でした。
一つひとつ確認しながら数量を整理すると、「あ、分かった!」という瞬間が訪れます。印象的だったのは、次第にKくん自身がその方法を使うようになったことです。
困った時はドット棒を思い浮かべればいいんだな、という感じになっていきました。
分からない時に立ち返れる場所があることは、子どもにとって大きな安心感になっているようでした。
また、オンライン面談の機会があり、必要に応じて学習状況を相談しながら取り組み方を見直すこともありました。関連する教材に取り組むと改善が見られたこともあったそうです。
T様が特に印象に残っているのが掛け算です。
これは本当に感動しました。
掛け算を学ぶ時、九九の暗記から始めたわけではありません。まずは、「2が3個あるといくつになる?」という掛け算の意味を理解するところから始めました。
するとKくんは、自分で数量をイメージしながら答えを考えるようになりました。例えば、6×8なら、「6が10個で60だから、そこから12を引けば48」というように考えていたそうです。
やり方を少し教えただけで、自分で考えて答えを出していたんです。
この姿を見て、「最初に身につけてほしいと思っていた量感や算数のセンスが育っているんだな」と実感したそうです。
ピグマリオンを続ける中で、T様自身にも変化がありました。それは、「子どもが考えているのかどうか」が以前より見えるようになったことです。
計算一つをとっても、答えを覚えて機械的に書いている時と、本当にイメージしながら考えている時では様子が違います。
最近はその違いが分かるようになりました。
考えずに進めているように見えた時は、「ドットを思い浮かべてみて」と声を掛けることもあるそうです。すると手を止めて考え直す姿が見られます。
一方で、「ここで口を出した方がいいのかな、出さない方がいいのかな」と迷うことも今でもあるそうです。親も一緒に学びながら進んでいる感覚があると話してくださいました。
現在のKくんを見ると順調に成長しているように見えますが、お母さま自身は不安を感じていた時期もあったそうです。
年中の頃は計算が遅いって結構気にしていました。
周りと比べて心配になることもありました。しかし小学1年生になった今は、「今なら当時の自分に、そんなに気にしなくて大丈夫だよって言えます」と振り返ります。
学校生活が始まり、姿勢や集中力も育つ中で、自然と計算のスピードも上がってきたそうです。
Kくんには今でも苦手な課題があります。その一つがナンプレです。
今でも最後までいけないことがあります(笑)
しかし以前との違いは、「どこまでは分かっていて、どこから迷っているのか」を自分で説明できるようになったことです。
また、「どうしてそう考えたの?」と聞くと、自分の考えを言葉で説明できる場面も増えました。これは答えだけでなく、考える過程を大切にしてきた成果なのかもしれません。
インタビューの最後に、T様はこんな言葉を話してくださいました。
ピグマリオンは一番長く続いている習い事なんです。
そして、「やめようかなと思ったことが一度もないですね」と続けます。
もちろん忙しくて取り組めない時期もありました。実際、小学校入学や転居、仕事の変化が重なり、一時的に休会したこともありました。それでも柔軟に対応してもらえたことで、無理なく再開することができたそうです。
現在は、「朝起きたらまずピグマリオン」というのが家庭の日課になっています。
最後に、これから入会を検討されている方へのメッセージをいただきました。
どこから始めればいいか、どの教材を選べばいいかを親が悩まなくていいんです。
カリキュラムに沿って進めることで、親子で安心して取り組むことができます。そして何より、「子どもの成長を近くで見られるのが面白いです」と話してくださいました。
Kくんの4年間の歩みから見えてくるのは、先取り学習だけではない、「考える力」を育てることの大切さです。日々の積み重ねを通じて、考えることを楽しみ、自分で答えを見つける力を育んでいく。そんな成長の過程が伝わるインタビューとなりました。