2026年09月27日

保護者様インタビュー⑦

今回は、ピグマリオン学院WEBスクールに取り組まれているA様にお話を伺いました。

お子さまのIさんは現在5歳5か月の年長さん。2歳1か月から約3年半、ご家庭で学びを続けています。早く答えられることよりも、自分で考えられる土台を育てたいと願って始めたご家庭で、どのような変化があったのでしょうか。

今までやったことを組み合わせて、自分で考えられる。

毎月届く新しい問題にも、これまでの経験を手がかりに取り組む姿が見られるようになったといいます。

「先取り」より、考えられる頭を育てたかった

A様が幼児教育を考え始めたのは、Iさんが2歳の頃でした。目指していたのは、計算や文字を早く覚えることではありません。

勉強を先取りするというより、考えられる頭の土台をつくってあげたいと思っていました。

これから先、初めて出会う問題にも自分で考えて向き合えるようになってほしい。その願いに合う学びを探していたそうです。

「1+1=2」を覚えるのではなく、意味を理解する

ピグマリオンを知り、特に心をひかれたのは、数や図形を暗記ではなく、学具を使って意味から理解していく考え方でした。

「1+1=2」という答えだけを覚えるのではなく、なぜ2になるのかを目で見て、手を動かしながら捉える。図形やパズルにも取り組み、多方面から考える経験を重ねられることが、A様の求めていた教育と重なりました。

フルタイムでも「家でできる」ことが支えになった

当時、A様はフルタイムで仕事をしており、近くに通える教室もありませんでした。決まった時間に送迎する学びは難しくても、自宅なら親子の生活に合わせて取り組めます。

オンラインで支えてもらいながら、ご家庭のペースで続けられることが、約3年半の継続につながりました。

「考えること」に抵抗がなくなった

続ける中でA様が感じた大きな変化は、Iさんが考えることを特別な負担と感じなくなったことです。日々の中に学ぶ習慣ができ、数に対しても身構えずに向き合うようになりました。

考えることが、生活の中で自然なことになっているように感じます。

苦手だった積み木の数も、いつの間にかできるように

もちろん、最初から何でも順調だったわけではありません。A様が特に難しそうだと感じたのは、積み上げられたブロックの数を考える問題でした。

木製ブロックを組み合わせて立体構成を考えるための学具

見えている部分だけでなく、隠れているブロックまで頭の中で捉える必要があります。すぐに答えを教えず、学具を動かしながら経験を重ねるうちに、ある時から自然に分かるようになったそうです。

新しい問題を、これまでの経験から解いていく

A様が成長を最も感じるのは、毎月の新しいプリントを開いた時です。初めて見る問題でも、これまで取り組んだことを思い出し、ルールを理解して、自分なりの方法で解いていきます。

保護者に見守られながら図形パズルを自分で考える幼児の様子

今までやったことを組み合わせて、「これはこうやから、こうしたらいいやん」と考えているんです。

覚えた解き方をそのまま当てはめるのではなく、過去の経験を組み合わせる。この姿に、A様はIさんの「考える力」の育ちを感じています。

「こんなん簡単やん」と自信たっぷり

できた時のIさんは、「こんなん簡単やん」とうれしそうに話すそうです。その言葉には、答えを知っているだけではない、自分で考えてたどり着いた自信が表れています。

難しい問題に出会っても、まず自分で試してみる。幼児期に重ねたその経験は、これから学ぶ内容が広がった時にも、Iさんを支える土台になっていくでしょう。

子どもを見る親の視点も変わった

ピグマリオンを続ける中で、A様自身のお子さまを見る視点にも変化がありました。以前は「何が足りないのだろう」と結果に目が向くこともありましたが、今は「その問題に必要な力は何だろう」「どんな経験が次につながるだろう」と考えるようになったそうです。

できないことを不足として見るのではなく、成長の途中として捉える。親子で学び続ける時間は、関わり方にも変化をもたらしました。

始める時期について感じていること

私自身は、数を一つずつ数える習慣がつく前に始められてよかったと感じています。

A様は、ご自身の経験として「興味があるなら、早めに触れてみてほしい」と話してくださいました。ただし、始めやすい時期や進み方はお子さまによって異なります。大切なのは、年齢だけで判断せず、その子の様子を見ながら無理のない形で学びに出会うことです。

編集後記

今回のお話で印象に残ったのは、Iさんにとって「考えること」が日常になっているという点でした。新しい問題を前にしても、これまでの経験を組み合わせ、自分の言葉で道筋を見つけていく。その姿に、約3年半の積み重ねが表れています。

答えを早く出すことだけを目指すのではなく、手を動かし、試し、気付く経験を重ねる。A様とIさんの歩みは、幼児期に育てたい「自分で考える力」の一つの姿を伝えてくれました。

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