幼児期に育てたい6つの能力とは

幼児期に育てたい力は、ひとつの能力だけではありません。指先・図形・空間・思考と判断・数量・言語の各能力が関連しながら成長していきます。各能力を化合させて様々な課題を解決します。年齢だけで一律に判断せず、現在の能力の状況や興味や理解に合わせて取り組みます。

6つの各能力は刺激や環境に応じて創られていきます

例えば、ウッディブロックを組み立てるときには、手指を調整し、奥行きを捉え、数量を感じ、できた形を思考するときに頭の中で言語化します。それぞれ能力を一つずつ切り離すのではなく、複数の力を使う経験として捉えることが大切です。

ピグマリオンのウッディブロックの学具

公式サイト掲載のウッディブロック。形を組み合わせ、見比べ、空間を考える活動に使います。

6つの能力を知る

1. 指先能力

つまむ、折る、切る、並べるなど、手指を思い通りに動かす力です。手首から先を手と言いますが、手としての機能を備わせることが幼児期の目的の一つです。教材以外にも日常生活の中で洗濯ばさみ、折り紙、ひも通し、料理の盛り付けなど、日常の中にも動作をたくさん取り入れましょう。

2. 図形能力

形を正確に捉える力です。図形は長さで大きさが決まり、角度で形が決まります。この図形の要素を捉えることで形の特徴や性質を理解することに繋がり、世の中を幾何学的に見る力を育てます。ピグマリオンの6種類のオリジナルパズル、様々な図形の教材、身近な形探しを楽しみましょう。

3. 空間能力

物の位置・距離・方向・立体的な関係を捉える力です。「上・下」「前・後ろ」を使う、道順を説明する、立体を回して見るなどの経験を重ねます。積み木遊び、鏡に映った絵、切り絵、サイコロを転がす問題も立体の概念を育てる具体例です。

4. 思考・判断能力

観察し、比べ、関係を見つけ、試しながら選ぶ力です。正解を早く出すことだけでなく、考え直す過程も含まれます。「どこが合わない?」「他の方法は?」と尋ね、理由や試し方の変化を見ます。

5. 数量能力

数を言葉や記号だけでなく、実際の量や関係として捉える力です。多い・少ないを比べる、分ける、まとまりをつくる、数字と実物を対応させる経験を大切にします。おやつを分ける、靴下を数える、同じ数にそろえることから始められます。

6. 言語能力

言葉を沢山知っているだけでなく、言葉を使う機会を実際に作ることで思考が深まります。対話の中で言語能力は育ちますので、様々な話題を取り上げることが大切です。絵本の続きを考えてみたり、料理の手順を考えてみたり、様々な場面でアウトプットしましょう。

家庭での関わり方

  1. 何に興味を持ち、どこで迷っているかを観察する
  2. すぐに正解を伝えず、自分で試す時間を残す
  3. 「どう考えた?」と尋ね、結果だけでなく過程を聞く
  4. 年齢だけで難しさを決めず、楽しめるところから始める

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ピグマリオンメソッド、カリキュラム、学材と学具をご覧ください。親子での関わり方は親子で学ぶ幼児教育もご覧ください。対象年齢、教室、料金、受講方法などの最新情報は、ピグマリオン学院 最新の公式情報を正本としてご確認ください。

家庭での具体的な声かけや、考える時間をつくる関わり方は、子どもに考えさせる声かけ|家庭で思考力を育てる方法で詳しく紹介しています。

よくある質問

6つの能力は、すべて同じ時期に身につけるものですか?

いいえ。子どもの興味や経験によって能力の育ち方は異なります。年齢だけで順番を決めず、現在の様子を見ながら取り組みます。偏らないように様々な刺激を与えましょう。

家庭では何から始めればよいですか?

まずは子どもの能力の育ち方を知ることが大切です。その上で、まずは指先と形遊びから始めて行くことをお勧めします。