今回は、北海道でピグマリオン学院WEBスクール(聴講生)に取り組まれているFさんにお話を伺いました。
お子さまは現在6歳の年長さん。3歳の頃から約3年間、ご家庭でピグマリオンに取り組まれています。幼児教育で考える力を育てる中で感じた変化を伺います。
難しいね、楽しそう!
市販のワークに限界を感じて始まった家庭学習は、今ではお子さまが難しい問題にも前向きに向き合う時間へと変化しました。
ピグマリオンを始める前は、市販のワークを中心に家庭学習を進めていたFさん。しかし続けるうちに、国語・算数・文字・知育などを別々に選ぶ必要があり、「親が毎回どれを選ぶか考える負担が大きかった」と感じるようになりました。
通信教材も利用しましたが、「教材は届くけれど、おもちゃが増えてしまう」「ワークは少し物足りない」という思いがあり、自分たちに合う教材を探していたそうです。
ピグマリオンとの出会いはXでした。おうち英語などの情報を集める中で、フォローしていた方々の投稿を見て興味を持ったそうです。
北海道だと、自然にピグマリオンに出会う機会はほとんどありません。
近くに教室がない地域だからこそ、自宅で学べるWEBスクールは大きな魅力でした。
Fさんが特に魅力を感じたのは、カリキュラムが組まれていることでした。「配られた順番に進めればいい」という安心感があり、仕事と子育てを両立する中で、教材選びに時間を取られないことは大きな助けだったそうです。
家庭で取り組むには、教材の準備、動画の視聴、プリントの印刷も必要です。当時は自宅にプリンターがなく、毎回コンビニで印刷していました。
1か月分の教材を2〜3か月かけて終わらせることもありました。
それでも、「できる時に少しずつ」というスタイルで続けてきました。最近では毎日1〜2枚、できる日は3枚ほど取り組めるようになったそうです。
3年間で最も苦戦した教材は点描写でした。点の数が増え始めた頃には「絶対にやりたくない」と言われ、年中の頃にしばらく離れていた時期もありました。

一方、線をつないで魚を釣るようなプリントは大好きで、「ひたすら魚を釣っていました」と笑いながら話してくださいました。
現在は、点の数が多く斜めの線が入る問題にも挑戦しています。時々「やりたくない」と言うことはあっても、ザリガニなど形が見えてくる問題では、楽しみながら取り組む姿も見られるようになりました。

できない時期があっても、そのままでは終わらない。
この3年間で、そのことを親子で実感されたそうです。
Fさんが最も印象に残っているのは、お子さまの言葉です。問題を見て「難しいね」と言うだけではなく、続けて「楽しそう!」と言うようになりました。
難しい問題に取り組み、考え、できたり、できなかったり、翌日になったら解けたり。そんな経験を重ねたことで、「難しいことは嫌なこと」ではなく、「難しいことは楽しそう」という感覚が育ったのではないかと話してくださいました。
動画で伊藤先生の考え方を学ぶ中で、Fさん自身も子どもの発達への理解が深まりました。例えば鏡文字も、以前なら「間違っている」と感じていたところを、「今はそういう成長段階なんだ」と受け止められるようになりました。
間違いではなく、成長の過程なんだと思えるようになったことが、自分自身の安心につながりました。
できないことを責めず、今はその途中だと考え、できるまで待つ。この関わり方は、年少のお子さまにも生かされているそうです。
働いていて忙しいけれど、子どもに「考える力」をプレゼントしたい方におすすめしたいです。
Fさんは、親が毎回教材を探し続けるより、カリキュラムを信じて少しずつ進めることで力がついていくことを実感されています。まずは聴講生からでも始められるので、迷っている方は一度試してみてほしいと話してくださいました。
今回のお話で最も印象に残ったのは、「難しいね、楽しそう」というお子さまの一言でした。難しいことに取り組み、できない時期も含めて少しずつ続けてきたからこそ生まれた言葉です。
その成長を支えていたのは、忙しい毎日の中でも一歩ずつ続け、子どもの成長を待ってこられたFさんの存在でした。難しいことを楽しめる力は、これからの学びを支える大切な土台になるでしょう。